マルチは仕事が出来ない奴を犠牲にして成り立っている商売?

マルチはつくづく嫌だと思っている私です。でも、一般の人たちがマルチを批判する言葉は、あまりに辛辣すぎると思うのです。

タイトルにあるように、「仕事が出来ない奴を犠牲にして成り立っている商売」というのも言い過ぎだし、「人を騙して金を稼ぐ」というのもひどすぎると思うのです。

仕事が出来ない奴を犠牲にして成り立っている商売?

この言葉を見つけたのはこのサイトです。

?言葉の意味はこんな感じ

会社ならお金を払って仕事が出来ない奴にも給料払います。その上で社長は夢を語る。出来ない奴に対しても身銭を切っているんです。 でもマルチは逆です。

出来ない奴に夢を語りながら辞めさせずノルマ分毎月買わせる。そのお金が自分たちの利益の原資になる。

本来こいつ見込みないな、と思ったならもう辞めた方がいいとアドバイスするのがその人のためですが、そういう人にも夢を見せて継続させる必要がある。その人達は借金が膨らんでどうにもならなくなったタイミングでやがて辞めていく。

仕事のできない奴とは

解説すると、仕事のできない奴とはダウンが作れない人たちのこと。ちなみにマルチの仕事とは、愛用者かメンバーをリクルートすることです。例えばアムウェイなら、ABOかプライムカスタマー会員を増やすことです。

サラリーマンと違い、マルチに参加してメンバーを作れない人に給料は出ません。でもよく考えてみてください。紹介してくれた人に特別に支払われる報酬が、紹介を出せない人に支払われないのは当たり前ですよね。

ノルマとは

アムウェイの場合、本来ノルマなど存在しないのに、ABO会員になるとなぜか3万PVがノルマのようになっているらしいです。3万PVとは、38,961円ですから、結構な大金です。毎月それだけ買って報酬としてもらえるのは、1,170円です。これは、アップラインへの貢ぎ物のようなものです。

でも、真実は、ノルマなど存在しない のです。ありもしないノルマをダウンに負わせて稼ごうとするのは悪質なディストリビューターたちなのです。

中には、ノルマのあるマルチもありますが、そんなに大きな金額ではないはずです。

例えばライフプラスは、40IP 分(5,600円~)の商品を購入しないと報酬が出ませんが、それはノルマかといえばそうでもなく、ピンさえあればリクルート活動ができるので、購入なしで口コミしてメンバーが増えてもらえる報酬額が増えてきたら購入を再開しても構わないのです。

自分のやっているマルチのことは、紹介者から聴くと間違った情報が混じるので、自分で規約を調べたり、わかりにくいことは会社のカスタマーに確認した方がいいのです。その際、カスタマーは、ディストリビューターに聞いてくれというかもしれませんが、それでも食い下がってでも聞いた方がいいと思います。

悪いのはマルチではない

私が言いたいのは、まさにこれ。

悪いのはマルチではなく、マルチを利用して情報弱者を食い物にしている人たちです。

マルチのシステムは悪なの

だいたい、マルチに参加する人のすべてがお金を稼ぎたくてやっているという思い込みが、そもそも間違いなのです。製品が好きだから利用している愛用者のほうが圧倒的に多いからです。

実際、マルチのシステムを採用する企業は、ディストリビューターを会社員としてみているのではありません。お得意様、お客様とみており、ほかのお客様を紹介してくれたらお礼に報酬を払ってくれているだけです。

ですから、マルチを会社と比べるのも頓珍漢な話だし、「仕事が出来ない奴を犠牲にして成り立っている」という考え方も、はなはだしい勘違いです。

 

まとめ

今日は、「仕事が出来ない奴を犠牲にして成り立っている」という言葉がいかに変で、この考え方の背景に、マルチに対するとんでもない誤解があることを説明させていただきました。

しかしながら、マルチを利用して情報弱者を食い物にしている悪いディストリビューターが多くいて、そのおかげでマルチの評判がよくないのは、本当に嘆かわしいことです。

もっともっと、皆さんは利口になって、システムを悪用してダウンにノルマを負わせて自分だけが儲けようとする悪質なディストリビューターの餌食には、絶対にならないと決意するべきだと思います。

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