インターネットを使えば、いとも簡単にダウンができるだろうと思いがちですよね。
なにしろ、ビジネスに関心のある方をネット上から吸い上げるノウハウがあるのですから。
とはいえ、適当にうまいことを言って聞かせればどんどん成約できるかといえば、そんなことはありません。
何が障害になるかというと、オンラインで出会う相手は全くの他人だということ。
リアルでも、赤の他人に信用してもらうには時間が必要ですよね。
それを、インターネット上のやり取りだけで、気を許してお金を払う人ってそう多くないと思うんです。
まあ、だまされていいか~って感じで、抵抗なく払える金額って5千円くらいじゃないかな。
でも、ネットワークビジネスは、大体どこでも、最初に5~6万円の初期費用、それに毎月1万円~2万円のリピートが必要なんですよね。
それだけのお金を出してもらうには、こちらに対して相当の信用がないとだめですよね。
ネット上で知り合っただけの相手から、それほどの信用を勝ち得るなんてことが可能なのでしょうか。
で、そのためのテクニックが、今日のタイトルの「詐欺師に学ぶ特効薬!」
そのお話をします。
詐欺師は、インターネットでてっとり早くお金を巻き上げるのが上手です。
物凄く稼いでる風に見せかける、ものすごい有名人と親友だと装う、業界の裏の裏まで知り尽くしている風を装う、マーケティングの専門知識や、経済用語や最新ニュースに通じている人間らしく、難しい言葉を連発する。
そのような演出って何のため?というと、ブランディングのためです。
- この人が進めるビジネスは確かだろうな
- この人の言うとおりにすれば、失敗しなさそう
- この人を味方にすれば、メリットがありそう
人間として信用を得るのとはちょっと違いますが、自分と一緒にやれば必ず稼げると思わせればいいのです。
そうすれば、相手はこちらの言うがままに、契約をしてあなたのいうことなら、とりあえず信じてそのとおりやってくれます。
これは、口コミのビジネスでも有効な方法なのですが、リアルだと、着るもの持ち物、しぐさやものの言い方、など、完璧にカリスマリーダーになりきるのは難しいですよね。
その点、インターネットのビジネスは、文字と画像だけである程度信用させることができます。
インターネットのビジネスでは、顔も出さず、本名も明かさず稼ぐことさえ可能です。
ネットワークビジネスにインターネットを取り入れるなら、この手法を使わない手はありません。
口コミのビジネスでは知り合いが相手なので、少しの嘘も通用しませんので、この手法は使えません。
この手法が通じるのは、初対面の相手に接するときだけ。
そう、ABCとかセミナーでステージに上がる人は、とにかくエラそうで大物を気取るのは、この手法を使っているわけです。
すでに信頼関係のできているところから、スタートしますから、相手がビジネスにも関心がある場合には、成約が早いです。
ということは、インターネット集客は、ABCからのスタートと考えるとよさそうですね。
相手は、多少はビジネスに関心があるわけですから、あなたを信用してくれるような努力が必要なんですよ。
どんな人を装えば、インターネット集客で成功できるか?
それは、自分がどんな人を信頼できるか、どんな人が好きか、どんな人とビジネスがしたいか、素直に考えてみればいいですよね。
詐欺師の場合は、サラ金でお金を借りてきて写真を撮ったり、真っ赤なウソを並べ立てるのですが、それをマネしてお金儲けなんて、普通の人は嘘をつくのを嫌うのでできない相談ですよね。
でも、嘘にならない程度に自分を良く見せるとか、ネガティブな考えや弱点と思う点を隠すとか、そんな努力で成約率を上げることができるのです。
そして、自分を理想的なパーソナルに見せることで成功したら、それが本当の自分になるように努力することもできますね。