MLMで稼ぐ人は意識が高いとか、稼げない人は意識が低いなんて、よく言いますね。
この意識って何でしょう。
これね、広い意味ではいろいろな解釈があるだろうけど、一声でいうなら・・・
個人事業主である自覚ではないでしょうか。
自覚があれば意識は高くなり、自覚がなければ意識は低くなるということ
雇われ気分だろうが、個人事業主だろうが、ちゃんとやることをやればいいんだろ?って思う人もいると思います。
でも、それが違うんです。
同じネットワークで協力して働く点は、会社組織とMLM組織は似ていますが、実は大きな違いがあります。
MLMで成功できない人は、往々にしてその違いが判らない人であることが多いのです。
そこで、今日は、どんな違いがあるのか比較してみたいと思います。
MLMは、全員社長
会社には、会社の持ち主である社長がいて、全社員は給料を受け取っています。
サラリーマンは、その働きに応じて評価され、高額の給料や、その他いろいろの特権を与えられるのが普通です。
それに対して、MLM起業家は、出来高制です。
あげた数字に対してのみ報酬が決まります。
頑張っても、売り上げが0なら、報酬はゼロということです。
業務内容は、ストレートに言えば、愛用者を増やして紹介料をもらう仕事。
セールス部門の下請けというか、委託で宣伝業務をする感じですかね。
しかし、最低限の基本給さえ出ず、経費も出してもらえません。
厳しい?
確かに、厳しいことはこの上ないですが、社長なのですから、仕方がないですね。
報酬の出どころ
ここも、とかく誤解されがちな部分です。
ねずみ講と同じように考えて、ダウンが支払った分から上前をかすめ取るのでは?なんて、思い込んでる人がいるみたいですが、大きな間違い。
報酬は、あなたが作ってダウン組織の規模と形に従って、主催企業が作ったプランによって支払われます。
MLMの報酬は、紹介してくれたお礼として、企業が支払うものです。
私のMLMの場合、毎月送られてくる明細書には、ダウン全員の名前とそれぞれの購入状況が明示され、自分にいくらの報酬が発生したかわかります。
ですから、報酬金額は、自分で計算する必要はありません。
頑張って愛用者を増やすことだけに集中できます。
増収のためのダウンとの付き合い方
自分だけがダウンを増やしても、フォローが大変なだけで、収入は大きくなりません。
より大きく成功するには、ダウンが成功するように協力することが大切です。
でも、気を付けなければいけないことがあります。
サポートは一生懸命しても、ダウンを支配してはいけない
会社の上司みたいな態度は厳禁
ダウンのペースを乱してはいけない
つい、もっと動いてよ!なんて、心で願ったりしてしまうのですが、ダウンも一人の個人事業主であることを忘れてはいけません。
アップにも頼らない
一方、ダウンもアップに頼るのではなく、自分は社長だと自覚しておくべきことです。
確かに、基本的なことを一通りレクチャーしてもらうまでは、サポートに従うべきです。
その大事な期間に、お互いがちゃんと同じ方向を向いていることは大事なことです。
その後、自分の行うことを大雑把に理解したら、後は自分の計画に沿って歩きだしましょう。
それはたぶん、こんなイメージです。
ドライブに行く前に、地図を見て道順を見定めて、出発しますよね。
最近は、カーナビで旅をする人が増えていますが、ビジネスではカーナビではなく、地図を頭に入れて出発すべきです。
アップに不平を言うのは変
アップが誰を優先してサポートするかは、アップの勝手。
不公平だと思えるときは、アップもまた社長なのだと理解しましょう。
社長は、自分のビジネスにおいて、何をするか、どうやってやるか、どのタイミングでやるか、すべては自分の意志で決めて行い、その結果はすべて自分で受けるのです。
色々な面で、社長である自覚をもって行うことは、成功につながります。
ネットMLMも、リアルMLMも、そこのところは全く同じです。
それを、しっかり思いに留めることができる人は少ないです。
自営業者の自覚を持つこと
自営業者の自覚を持つことができるのは、もともと自営業者の方だけではないかな。
主婦の方や、サラリ―マンの方は、なかなかその意識ができないようですね。
ですから、意識を変えることが大事なのです。
ビジネスのオーナーになって、キャッシュフローを永久的に受け取りたいと思うなら、まずはそこからですね。
よくも悪くも、全部自分のせい
だから、アップの言うことを聞くも聞かぬも、勝ってでいいのです。
アップがダメといっても、辞める必要はありません。。
だって、結果の責任をアップは負ってはくれないのですから。
自由に、自分の思う通りに活動して、結果を見ながら正しい方法を編み出して行けばいいのです。
サラリーマンの場合は、結果オーライの社員は嫌われますが、オーナーは、どれだけ冒険してもOK、結果オーライなのです。
私など、それが面白くて今までやってきたといっても過言ではありません。