オンライン完結MLMの魅力とリスク~過去の栄光と挫折から学ぶべきだろうか

ネットワークビジネスの嫌なところは、真っ赤な嘘をつくことや都合の悪いことを隠すこと、相手が損することを承知しながら夢を語るところ・・・

いっぱい嘘をつかれましたし、裏に回って悪口を言われて傷ついたし、真に受けてあほ面さらした自分を恥じたりもしました。まあ、それが営業というビジネスなのだと言われれば納得するしかないのですが…

それが嫌ならば、ネットワークビジネスに手を出すべきではありません。

オンラインMLMの魅力

反吐が出そうなネットワークビジネスだけど、一定以上の組織を持てれば安定的な収入源になることに魅力を感じていた私は、オンラインMLMに魅力を感じました。

ネットなら友達を誘わなくても、見込み客は無限に見つかるし、その見込み客に口頭で細々と説明ができなくても、WEBサイトを見せるだけですべてを伝えることができます。だから、口下手でもコミ症でも、友達が少なくても成功する可能性はリアルよりも遥かに高いといえます。

口下手でコミ症で、友達が少ない私でもダイヤモンドになれたことが、それを証明しています。

オンライン完結MLMで失敗してしまう理由

多くの人は、以下の三つの怠慢により成功できません。

  • 学ばない
  • 試さない
  • 続けない

すすんで学びすすんで試し、いい方法を見つけて継続すれば成功できるのに。まるで参加する決心をしたときにエネルギーを使いきってしまったかのようです。

でも、メンバーの怠慢は副次的なものに違いありません。

システムの不備、ダウンフォローの不徹底、ダウンとのコミュニケーションの不足が、メンバーを孤独にしてやる気を削いでしまったというのが本当なのでしょう。

オンラインMLMが最も伸びた時期

オンラインMLMが最も組織を延ばしたときはいつだったか思い返してみました。

確かあの頃はI.N.A時代の直前で、アフィリエイターの間で人気が高まった時だと思います。有力なアフィリエイターがたくさん参加していました。

それらアフィリエイターたちがリーダーとなって、それぞれのグループをうまくフォローしていたときは、とてもうまくいっていました。

そのうち、ダウンフォローをシステム化して効率を上げようという動きが出てきて、I.N.Aが誕生しました。I.N.A時代に大きく組織は伸びましたが、その時に業界(ネットワークビジネス協議会)から睨まれるという大事件が起きました。

それがきっかけになり、相当な数のメンバーがI.N.Aから離れていき組織は激震しました。そういうことが起きて組織は骨抜きになり、ほどなくしてトップへの不信感が生じ、それまでうまく隠されていた様々な欠陥が露呈しました。

いわゆる、パワハラ問題、セクハラ問題、等等・・・

なぜネットワークビジネス協議会に嫌われたのか

ネットワークビジネス協議会がインターネット展開を反対したのは当たり前ですよね。「口コミで友達をなくさなくていい」という表現は、リアルな勧誘方法は「友達をなくす」と遠回し(?)に批判しているわけですし、ブログのキーワードに他社MLMの会社名を使ってアクセスを上げるやり方も、業界関係者の憤りを買うものでした。

他社MLMの会社名をキーワードにブログ記事を書き、文末で口コミなしMLM成功法の宣伝をするI.N.Aのやり方に対する不満が「ネットワークビジネス協議会」に届くようになり、関係者に聞いた話では、「I.N.Aをつぶす」直前まで行ったそうです。

それはそれでいい転機になったのではないかと思いますが・・・

びびりまくって記事を削除した私には我ながら呆れますが、その教訓から全く学ばないグループもあります。それがnanairo合同会社と改名して今も活躍しています。

ネットMLMとして最も集客力を上げられるやり方は、このようにリスクが高いので、リーダーは改名とともに名前を出すことをやめたようです。

いつかネットワークビジネス協議会は、nanairo合同会社をつぶすでしょうか。

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