最近、アリックスを勧めてくる友人がいます。
昨日も、その人と話をしていたら、コンブライアンスが厳しくなったという話になりました。
特に、学生を対象に、ネットワークを広げることは禁止になったそうです。
なんと、参加できるのは23歳以上、しかも勤労学生は不可、という厳しさです。
学生の新規参加を拒むMLM
同じように学生への勧誘に、眉を顰めるMLMは、多いんじゃないのかな。
以前から、ネットワークビジネスでは、学生は誘わないようにしようという、自主規制がありました。それはなぜかというと、トラブルになりやすいということです。
学生は、うまい話を簡単に信じてしまうようです。
アリックスは業務停止になったことはないのですが、実際学生を勧誘して業務停止になった会社はあります。
昨年の春、9か月の業務停止命令を受けたマイタケ製品を扱うネットワークビジネスは、学生を誘う際、以下のような伝え方をしていたようです。
「最初に3、4人紹介すれば、あとは何もしなくてもどんどんお金が入ってくる。」「君なら絶対に成功できる。○万円はすぐ取り戻せるよ。」
SNSで「最近やっている広告ビジネスの話がある。紹介したい。仕事でお世話になっている人がいるので、今度会わせたい。」とメッセージ
そうやって呼び出しては、ABCを行い、連鎖販売取引のリスクを理解させないうちに契約を締結させてしまうというやり方ですね。
契約者には書類に個人情報を書かせるだけで、詳しい契約内容は紹介者が勝手に書いたりとか、毎月製品を購入する義務があることや、クーリングオフのことも説明しなかったという悪質ぶりでした。
このようなことを大勢でやっていれば、業務停止になるのは当たり前ですよね。
学生を締め出せばOKなのか
アリックスは、そうなる前に業務停止を受けるリスクが高い学生への勧誘を禁止してしまったということらしいです。
しかも、23歳以上、つまり、「参加は学校を卒業してからね~~」ということです。
なんとつれないことか…*1
かわいそうなのは、今現在学生の立場で活動している人たち。今後、どうやって組織を増やしていけばいいんでしょうね。
先ほど紹介した、昨年の春に業務停止になったMLMも、業務停止期間が終わった12月、「完全復活祭」というイベントを行ったようです。
その席で、社長は、「問題となったのは学生勧誘。処分を受け、学生が参加できない仕組みを構築した。あとは伸びるだけだ」と説明したようです。
やはり、今後の傾向として、学生は、ネットワークビジネスに参加できなくなっていくんですね。
学生さんたちの気持ちとか、これまでの努力とか、収入とか、誰も気遣ってはくれません。
こうなったのは、学生を誘ったことだけが原因とは言えません。
さて、学生さんの話題は、ここまでです!
本当の問題と被害に遭わない予防法
学生は甘い誘惑に対する免疫がないのは確かですが、そもそも、知識のない人を狙って勧誘するやり方に問題があるのではないでしょうか。
ネットワークビジネスの勧誘の際、リスクやデメリットは一切説明せず、「簡単に稼げる」、「楽に儲かる」、「俺に任せてOK的」な勧誘トークで無責任に会員を増やしていたつけが回ってきたということです。
- 参加したら、自分は何をするのか
- どの程度の成果をあげたら収入になるのか
- 製品代をペイするためには、何人会員を増やせばいいのか
- 目標の月収○○万円にするためには、どれくらいの規模の組織を作ればいいのか
- 紹介者は、どうやって組織を広げているのか、そのやり方は自分にもできるのか
これくらいの基礎知識は、参加する前に調べておくべきだと思います。
ネットワークビジネスに参加するのは、一つの事業を始めることとおなじです。
運営するためには、僅かとはいえお金を払い続けなくてはいけないし、ダウンができれば責任も生じます。その辺の認識も、しっかりと持ってもらいたいです。
「3、4人紹介」できれば儲かるというのは実は本当!
さて、さっきから引っかかっていることがあります。
業務停止になったMLMが勧誘の際言っていた、「最初に3、4人紹介すれば、あとは何もしなくてもどんどんお金が入ってくる。」ですが、あれは、まったくの嘘ではないです。
僅かに例外があります。
私のダウンで、一人を紹介しただけで、相当な額の収入を得ている人がいます。
まさかの!!!
まれなことではありますが…
そういうラッキーなことが起こり得るのがネットワークビジネスの面白さです。
全員が「3、4人紹介」がなぜ達成できないのか
じゃあ、「3、4人紹介」ずつ紹介を出して、とっとと稼げばいいじゃないの?
…と思いますよね。
なぜ稼げない人が多いの?
ネットワークビジネスは、参加した人が、全員「3、4人紹介」ができれば 理想的な形でネットワークが広がっていきます。
でも実際は、その「3、4人紹介」ができない人が多いんです。
おそらく…
リアルだと、紹介できる人が3、4人くらいはあてがないと、そもそもネットワークには参加しないでしょうから、「3、4人紹介」はまあまあ低いハードルですよね。
でも、インターネットの場合は、「口コミしない、友人を誘わない」という前提なので、「3、4人紹介」は相当高いハードルなのです。
これまでに何度も言ってきたように、ネットワークビジネスは、一人が何十人とかの直紹介を出しても、それだけでは稼げないんです。
その紹介した何十人の人たちが、全員「3、4人紹介」を出して、下へ下へとつないでいってくれたら、爆発的なビジネスになります。
「3、4人紹介」が自分にはできても、ダウンにできなければ、ダメだってこと!
だから、自分のビジネスのためを思えば、どんどん紹介ができる人は独り占めせずスピルしていくしかない…それが私の十年かけて導き出した結論です。
新しく参加する人も、その辺の事情を理解して、ある意味、覚悟をもってほしいです。
ネットワークビジネスに参加を考えるのであれば、全部をインターネットで取ろうとせず、せめて「3、4人紹介」は、自力で口コミする覚悟をもって欲しいです。
その3、4人のお友達と一緒に協力し合って、インターネットで新規を出し、人脈の壁なしに無限にネットワークを作っていくというのが理想的な形です。
できれば、チームで協力して新規を増やしていき、それぞれが収入を取れるようにスピルをうまく利用して理想的な形にしていくといいですね。
ネットだからこそ、それが可能です。
ただし規約や、報酬プランや製品などが、それに適していないといけません。
よく見て、そのようなインターネット展開が可能であれば、ぜひ試してみてください。
今のところ、インターネットに適した会社は、私のやっているMLMだけだと思います。
なぜなら、今評判の新しいネットMLMはバイナリーが主流だから…
実際、WVのバイナリーのMLMに参加して試してみたのですが、
最初は直紹介によってもらえる一時的収入を稼ぐしかない報酬プランで、下の人に直紹介を譲っていたら全然収入になりません。
その点、私のMLMは、直紹介を下に譲ったほうが自分の月収入は5倍増多くなるので、スピルした人とされた人、双方にメリットがあるのです。
学生の話で書き始めたのに、いつの間にかスピルの話に替わっちゃったみたいですね。
*1:+_+