ネットワークビジネスには、どこでもカリスマが存在するのかな。
そう思うのは、最初の勧誘の時からカリスマが登場するからです。
グループには、60歳なのに40歳にしか見えない美魔女の○○さんとか、たった半年で月百万稼具ようになった○○さん、とかね。
あなたが勧誘を受けたときのことを思い出してみてください。
必ず、カリスマらしい○○さんが登場したはず。
その人、本当にカリスマなの?
その人が、何冊もベストセラーを出しているようなすごい人だったら、「へーー」というところなんですが、「誰!?」という人だと、あまり意味はないですよね。
その「誰!?」と思われた○○さんが、どんなに稼いでいる人で、とても無欲な人で、ダウンのためにどれほど骨身を削って活動しているか、と、唾を飛ばして説明していただいても、「あー、そう…」としか言いようがないですよね。
それにしても、カリスマは、スムーズな勧誘トークをするためには、絶対に居なくてはいけない方なのでしょうか。
組織移動を成功させるカリスマの存在
特に、一つのグループが組織移動をして、別のMLMで新たに組織構築を始めようというとき(そういう勧誘が増えています)には、そのグループを率いているリーダーがいるのが普通。
しかも、そのグループの人は、そのビジネスについてはメリットをポイント的にしか聞いていないので、そのほかのことにはあまり詳しくないんですね。
もっとも、初めて聞いて参加したばかりのMLMですから、それほど詳しくないのは当たり前ですよね。
だから、カリスマから聴いた話の中から自分が感動したポイントを、熱く熱く、ひたすらに語るしか手がないんでしょうか。
カリスマと感動的なエピソードは、どうしても必要なのでしょう。
カリスマの話だけで、組織構築は可能ですか
そのような話をしてくる人に、ちょっと突っ込んだ質問すると、知識のなさがたちまち露見します。
製品がどうなのか、インターネットで展開する場合に規約はどうなっているのか、報酬プランはどうなのか、肝心なことは何もしらないんですね。
挙句に、詳しく知りたいならセミナーに行ってくれ、電話でアップに説明させるからちょっと待って…
せめて、「調べるから明日まで待って」と言ってくれれば、納得して待てるんですけどね。
友達を勧誘する前に、ある程度は自分で説明できるようにしなさいと言いたい…
(私は、けっこう意地悪かな…)
この話は、実話で、ネットで調べたらまあまあ興味深いと思って、正直、参加寸前まで行きました。
それにしても、あまりに情報が少ないので、本社に電話したところ、
なんと、
詳しくは紹介者に聞いてください!
ネットワークビジネスの勧誘を行うときには、ある程度のことは、自分で説明する必要があるんじゃないでしょうか。
カリスマのことは、情報として特にいらないから!
実はカリスマが架空の人物だということも?
疑うわけではありませんが、勧誘トークに利用するカリスマは、架空でもいいし、グッとくるエピソードだってでたらめで構わないと思いませんか?
どうして、そういう「誰!?」というようなカリスマを登場させる必要があるか、
それは、感情が動かないと人は行動しない、という原則があるからです。
確かにそれは言えますが、感情だけで参加するような人ばかりではありません。
そのようなことをばかりやっているから、ネットワークビジネスは程度が低いように言われるんじゃないでしょうかね。
今のような情報があふれかえった社会においては、いい加減なおとぎ話で人は行動しません。
正しい情報を正直に伝えて、相手によく考えてもらったうえで、参加したいと思えるようなネットワークビジネスをやりましょう。
*1:+_+