ネットワークビジネス推進連盟の存在意義、そもそも目的があやしい

 

ネットワークビジネス推進連盟( – すいしんれんめい、NPU)とは、連鎖販売取引(いわゆるマルチ商法)の地位向上などを目的とした政治団体です。

前身は、2002年11月に発足の流通ビジネス推進政治連盟、後に改名され、健全なネットワークビジネスを育てる議員連盟に、さらに2008年1月には、ネットワークビジネス推進連盟に改称。

ところが、2008年10月13日、民主党鳩山由紀夫氏(当時は幹事長)は、NPU議連はすでに解消していると説明しました。

そのころ、何があったのかといえば、議員連盟の事務局長である前田雄吉衆院議員がマルチ業界から講演料と献金を受け取った話は有名ですね。

でも、この前田議員とNPU名誉会長の藤井裕久の二人と、この団体との関係を示唆するWikipediaの記事の一部が、後になって削除されたらしい。

しかも、この編集が、事もあろうに、衆議院内からの接続によるものであったことが判明しています。くだらない話ですね。

このネットワークビジネス推進連盟の、さらに胡散臭い点は、加盟企業が非公開だという事実。

あり得ない…

私も、ネットワークビジネスに関わる誤解を解きたい気持ちには賛同しますが、この団体は、政治家が献金集めのために作った団体だと言う感じがします。

現在のネットワークビジネス業界は、はっきり言って、健全なビジネスとそうでないビジネスとが混在している状況にあるのです。発生は、健全なシステムとして生まれたものが、悪用され汚されてしまった部分があるという事実を知らないのだと思います。

食べ物のにおいがすればハエが群がるように、お金が動く所には悪い人が集まるということは、ちょっとませた小学生でも分かります。

ネットワークビジネス推進連盟は、ネットワークビジネスをよく知らない人の作った組織だと思います。もしかしたら、群がる虫の一匹?

ネットワークビジネス健全化はどこから始まるか、それは、ビジネスに参加する人と製品を売る製造業者の意識改革から始めるしかないのではないでしょうか。

そうすれば、悪用する人のところには、製品とお金が流れなくなり、ネットワークビジネス健全化が成立していきます。

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