江頭俊文氏も思わず引いたMLMの卑怯な勧誘方法とは

深く尊敬する江頭氏がブログに書いたエピソード、

ベトナム料理店に入った時、隣のテーブルから聞こえてきたネットワークビジネスの勧誘トーク。

「金持ち父さん」という言葉だけで、ネットワークビジネスの勧誘だ!とわかっちゃうんですね。

彼は、隣のテーブルの会話に耳をそばだてて聞いたみたいです。

 

その中で、江頭氏が大変不愉快になったそうです。

 

江頭氏が引いた勧誘トーク

彼が不愉快だと思ったのは、以下の会話

医者は、万が一の医療ミスによる損害賠償請求を恐れていて保険に入っている。
その保険料は多い人で年間2000万円に上る人もいる、と言う話・・・

どんな仕事も、リスクがあるという意味でしょうかね。

確かに、完全無欠の安定職業など、ありませんから、この手の話はきりがないでしょう。

 

彼が不愉快だったのは、

MLMが優れていると言う話をするために、一般の仕事が大変だ、といい、

そのように、比較で自分を有利に持って行く事だったということでした。

 

同様の話で、

保険の勧誘で、営業マンが、自分の妹ががんで年若くして死んだ話をする。

同僚が40代で急死し、その妻子が路頭に迷ったという話をする。

 

可能性は低いとはいえ、そういう危険はあり得るんですよね。

その、もしかしたら起きるかもしれない危険に対して備えることを勧めるのは、間違っていないと思うんですね。

 

比較は、本当によくない勧誘なのか

確かに、他の職業と比較したり、他のライバル会社と比較して、勧誘する事って多いですよね。

 

たとえば、金持ち父さん、貧乏父さんは、比較によって書かれたものです。

キャッシュフロークワドラントを読んで、ネットワークビジネスを始めた人は、ロバート・キヨサキ氏の、卑怯な手に引っかかったということになるのでしょうか。

いいえ、違いますよね。

 

キャッシュフロークワドラントの4分割の画像をみて、考え方を180度変えられた方は大勢います。

わたしも、そのひとり。

ロバート・キヨサキ氏を、心から感謝しています。

 

わたしは、「見えないボタンの見つけ方」を何度も読む江頭氏のファンですから、彼の云うことを批判する気持ちは全くありません。

ただ、比較を勧誘に使うのは、不愉快だとは思わないんです。

その情報が事実で、相手がその情報を感謝して聞く場合に限り、比較は許されるのではないかなと思いました。

 

比較が行き過ぎて中傷になる場合もある

恐らく、ベトナム料理店でのことは、比較したということだけでなく、いい方とか、伝え方に、不快な要素がいっぱい含まれていたのではないでしょうかね。

比較というより、他社を批判したり中傷したり、ということも、あったのかもしれません。

 

優しい江頭氏は、その卑怯な比較、つまり中傷の部分を自分のブログに書く気になれなかったので、あえて触れず、ドクターの医療ミスの件だけを書いたのではないでしょうか。
MLMのディストリビューターは、自分の販売している製品を売るために、水道水を飲むと病気になるとか、市販のシャンプーを使うと禿るとか、いろいろ市販品を悪く云いますが、これも中傷にあたるんでしょうかね。
井戸水を飲んでいた世代が、今も、お腹にピロリ菌を持っていることは事実ですが、その井戸水を飲んでいた当時に、それを知っていた人はいませんでした。

もし、それを知っていたら、何か対策をしたでしょう。

 

やはり、真実の情報は、出来るだけ早く知りたいと思いますよね。

日本人は、自ら求めて、健康のための情報を集めるということをしませんから、MLMのディストリビューターは嘘にならない範囲で、情報をシェアしていくべきではないでしょうか。

でも、大げさにし過ぎたり、脅迫めいたいい方をしてしまうことは避けたいですよね。
江頭氏のブログを読んで、僭越ながらこんなことを感じました。

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