ネットワークビジネスは宗教的?マルチと宗教の3つの類似点

ネットワークビジネスセミナーに行ったら、宗教の集まりのようで、怖かった」なんて、話をする人がいます。

どこが似てるというのでしょうか。

 

病気が治った、儲かったーー

セミナーに行くと、宗教みたいだといわれるのは、雰囲気もそうでしょうけど、セミナーで奇跡を告白させるからかも・・・

「このビジネスをしたら、病気が治った」「このビジネスをしたら、こんなに儲かった」という奇跡のような話で盛り上がったりする様子は、

嘘ではないのでしょうけど、語り口が、まるでご利益宗教です。

 

私も、昔、母に引っ張っていかれて、ある宗教の集まりに行ったことがあります。

そこで、耳にしたすごい話。

「敵対していた姑と仲良くなった」「倒産戦前だった事業が、とても順調になった」「医者も匙を投げた難病が、すっかり治った」などなど。

あり得ない告白が、延々と続きました。

そんなところが、宗教とネットワークビジネスの類似点の一つでしょう。

 

その2、勧誘の仕方が、似ているという人もいます。

宗教と勧誘の仕方が似てる

統○教会のツボじゃないですけど、「幸せになるためには、●●を買わないとだめだよ~」というような近づき方に、似ているのかもしれませんね。

ネットワークビジネスの場合、寄附やお布施を要求するわけではありませんが、相手の病気や生活苦を心配して近づき、お金を奪っていくみたいな印象を持たれるのかもしれません。

結果的にそうなってしまうケースはあるでしょうが、勧誘する側は、騙すつもりなどありません。

相手の幸せを願って勧誘するのにね。

え、

そこも宗教っぽい?

あ~~なるほど。

 

それから、もう一つ、ネットワークビジネスの宗教との共通点

 

頭のいい人間が、お人好しの群衆を搾取する

これは・・・

説明する必要があるでしょうかね。

宗教を考えて作るのは、頭のいい人たちですよね。

その人たちが、自分たちにお金が入ってくるように仕組みを考えて、その仕組みに乗っかったお人好したちによって儲かる、みたいな面がありますよね。

宗教の勧誘に来ている人たちを見ていると、まさに洗脳されているように見えます。

教理の真偽も、その根拠もろくに調べもせず、まったく疑うことなく、霊能者や尊師と呼ばれる人を、あがめている感じです。

 

ネットワークビジネスをやっている人たちも、そんなところはありませんか?

●●を飲めば、年をとらないのよ!

●●を飲めば、アトピーなんて治っちゃうのよ!

●●をやれば、ものすごく儲かって、お金持ちになれるわよ!

 

そんな人たちに、囲まれると、身震いするほど恐ろしいです。

勤めていた会社の社長の奥さんが、プルーンのネットワークビジネスをはじめたことがありました。

仕事中なのに、社長がわたしに頼みがある(命令?)と言い出したのです。

家に行って、奥さんの話を聞くように、という話。

 

「はーい」といって、社長宅に行くと、奥さんと仲間の人たちから、プルーンのPRを浴びせかけられました。

一通り聞いたところで、10代の私が、いってはいけないことを口走ってしまったー

 

「プルーンを取ってさえいれば、それだけで、健康になって病気にならなくなるなんて、あり得ません。食事は、バランスだと思います。」

そう云ったら、大変なことになりました。

「若いくせにえらそう。」、「年上の人間に話しの仕方がなっていない。」、「そんな根性では、幸せになれない。」等々

ものすごく、不快でした。

まるで、自分の信仰していることを、真っ向から否定された宗教の会員さんのような反応でした。

 

以上の三つが、ネットワークビジネスは宗教的だといわれる理由でした。

 

ちなみに、私は、信仰している宗教もあるし、ネットワークビジネスもやっています。

でも、熱狂的な信者のような振る舞いは、したことがありません。

 

なぜなら、その恐ろしさを、プルーンおばさんとの会見で目撃したからです。

当時のおばちゃんたち、どうもありがとうございました。

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