ファイトケミカルとは何?どうやって取るの?どのサプリを選ぶ?

ファイトケミカルとは

ファイトケミカルとは、病気予防やアンチエイジングに効果あるとして注目されている成分です。ファイトケミカルは、わかっているだけでなんと1万種類以上あり、この先もどんどん発見されていくでしょう。

考えてみると、昔人類は、食品の成分を調べようなどと思わないで、地元で安く手に入る食品だけをたべて、健康に暮らしていたのですよね。それなのに、なぜ成分を調べる必要が生まれたのか、推測すると面白いです。

主要なファイトケミカル

さて、一万種類以上あるファイトケミカルの中で、特に体への良い作用があるとして注目されているものがあって、それはポリフェノール、カルチノイド、それにネギやニンニクなど匂いや辛みを伴う食品に含まれる含硫化合物です。

ポリフェノール

だれでも知っているファイトケミカルといえば、ブルーベリーや赤ワインのアントシアン、緑茶やチョコレートの「フラボノール」、大豆の「イソフラボン」がありますが、これらはポリフェノールの仲間です。

カルチノイド

トマトの「リコピン」やニンジンやカボチャに含まれる「β-カロテン」や「ゼアスタキサンチン」、ブロッコリーの「ルテイン」、ほうれん草の「β-クリプトキサンチン」はカロチノイドの仲間です。

含硫化合物

含硫化合物で代表的なものは、ガーリックや玉ねぎ、ニラに含まれる「アリシン」、ブロッコリー、カリフラワー、ケール、キャベツ、大根、わさびに含まれる「グルコシレート」、ブロッコリースプラウトに多く含まれる「イソチオシアネート系」の「スルフォラファン」などがあります。

ファイトケミカルを満遍なく取る方法

ファイトケミカルについて細かく調べ上げることはできますが、全部を頭に入れることはできません。できるだけ、ざっくりとシンプルな知識を知っておき、買い物をしたり料理をするときに賢く有益な食品を選べるといいですね。

ただ残念なことに大切な働きをするファイトケミカルは、通常は捨ててしまう部分だったり、希少で手に入りにくかったり、食品とは言えないものだったり、おいしくなくて食べにくかったりします。

例えば、緑茶のお茶殻、ミカンの皮、ブドウの種子、イチョウの葉、クレソンやワサビ、またハーブ類もなかなか手に入らないが有益なものが多くあります。

そこで当然のように、そういうものを手軽に簡単にサプリメントでとるという考えが生まれたのです。

ファイトケミカルを含むサプリメント

アムウェイ「ニュートリライト トリプルX」

標準小売価格 12,830 円
会員価格 9,500 円

ファイトケミカルといえば、アムウェイの「ニュートリライト トリプルX」が頭に浮かぶ人も多いと思います。

アムウェイの「トリプルX」は、21種の植物原料を濃縮したサプリメントで、ビタミン・ミネラルはもちろん、有用性の高い「ファイトケミカルス」を含んでいます。

アムウェイ独自の植物ブレンド「ファイトプロテクト」に含まれる21種類の植物は、ローズマリー/オランダガラシ/パセリ/ホウレンソウ/アルファルファ/エンジュ/玉ねぎ/トマト/リンゴ/ペパーミント/ウコン/マリーゴールド/グレープフルーツ/マンダリンオレンジ/スイートオレンジ/レモン/アセロラ/ブラックカラント/ブルーベリー/エルダーベリー/ブドウ

これらの植物を原料にし、18種類の植物濃縮物を閉じ込めたのが、「ファイトプロテクト」です。

この18種類の植物濃縮物とは、具体的にどんなものなのか、ちょっとわかりずらかったのですが、わかる範囲でのせておきますね。

ファイトプロテクト(ケルセチン、ローズマリー抽出物、ウコン抽出物)、ベリーブレンド(ブドウ抽出物、ブラックカラント抽出物、ブルーベリー末、エルダーベリー抽出物)、AWPS混合物(アルファルファ、オランダガラシ、パセリ、ホウレンソウ)、柑橘類抽出物(マンダリンオレンジ、グレープフルーツ、レモン、スイートオレンジ)

こうしてみると、トリプルXには、確かにたくさんのファイトケミカルが含まれているようです。

アムウェイを基準にして、ほかの企業のファイトケミカル入りサプリを見ていきましょう。

ニュースキンの「ライフパックネオプラス」

参考小売価格 ¥27,042
ADP価格(会員限定) ¥17,965

ニュースキンの「ライフパックネオプラス」は、高含有のビタミン・ミネラルをはじめ、自然の恵みを科学した33種類の成分を、理想と考えるバランスで1袋に集約した商品です。

33種類のファイトケミカル?と一瞬思いましたが、違いました。ニュースキンの「ライフパックネオプラス」には、ファイトケミカルは厳選した7種が入っています。

その内容は、ブドウ種子エキス、リコピン(トマト由来)、コエンザイムQ10、マリーゴールド色素(ルテイン、ゼアキサンチン)、ゼアキサンチン(香辛料抽出物由来)アスタキサンチン(トマトコッカス藻抽出物由来)、β-クリプトキサンチン(パプリカ色素由来)、

ライフプラスの「DBB ライト」

標準価格 6200円(送料600円)
オートシップ価格 5600円(送料込み)

さて、送料込み5600円で購入できるライフプラスのDBBライトはどうでしょう。

35種類の果物・野菜と17種類のハーブ、多様な抗酸化物質、プレバイオティクスとプロバイオティクス、そして食物繊維が含まれています。

35種類の果物・野菜

ブロメライン、パパイン、アルファルファ、パセリ、ブルーベリー、ニンジン、ブロッコリー、ほうれん草、カリフラワーからの野菜と果物の濃縮物、ケール、アスパラガス、ビート、チリペッパー、インゲン、エンドウ豆、サツマイモ、キュウリ、カボチャ、スノーピー、トマト、クレソン、ズッキーニ、ライマメ、マイタケマッシュルーム、バナナ、カンタロープメロン、クランベリー、グアバ、レモン、マンゴー、オレンジ、パパイヤ、ピーチ、パイナップル、グレープフルーツ

海藻に含まれる必須微量栄養素

きれいな海水で育った海藻類、二種類のケルプ(AscophyllumnodosumLeJol)ダルス葉、スピルリナやクロレラといった微小藻類

17種類のハーブ

ローズマリー、ビルベリー、ウコン、緑茶葉エキス、アルファルファ、ローズヒップ、アセロラ、カモミール花部、レモングラス葉、イチョウ葉、エゾウコギ(Eleutherococcus)、ムラサキツメクサ花部、ビルベリーの葉、芽キャベツの頭、カモミールの花、ターメリックルートエキス、ケールの葉

抗酸化作用のあるファイトケミカル

アルファリポ酸、ルテイン、リコピン、グルタチオン

抗酸化ビタミン(A、C、E)はもちろん、アルファリポ酸、ルテイン、リコピン、グルタチオンといった各種の重要な抗酸化物質

フラボノイド類(ヘスペリジン、ケルセチン、ルチン、シトラスビオフラボノイド)と、優れた抗酸化成分を含有することで知られているハーブ(ローズマリー、ビルベリー、ウコン、緑茶葉エキスなど)

インドール、イソチオシアン、スルフォラフェン

アブラナ科(アブラナ属)の5種類の野菜(ブロッコリーキャベツ芽キャベツケールカリフラワー)に含まれる、インドール、イソチオシアン、スルフォラフェンは、刺激の強い環境化学物質にさらされている状況下でも、健康維持に役立つ

フタリドとポリアセチレン

セロリには、体内浄化を助ける植物栄養素のフタリドとポリアセチレンが豊富に含まれています。

クロロフィル、ポリアセチレン、フラボノイドアピゲニン

ホウレンソウパセリはグルタチオンとクロロフィルが豊富です。またパセリには、ポリアセチレンと強力な抗酸化物質であるフラボノイドアピゲニンが豊富に含まれる

イソチオシアン酸フェネチル

クレソンに含まれているイソチオシアン酸フェネチルは、刺激の強い環境化学物質にさらされた状況下でも肺の健康維持に役立つことが動物実験により証明された、また、クレソンは肝臓の自然浄化を助ける物質を含有する

ベタイン、カロチノイド

ニンジンビートルートピーマングリーンピースには、天然ビタミン、天然ミネラル、ベタイン、カロチノイドが豊富に含まれ、ベタインは重要な体内のメチル化反応に欠かせない物質

 

まとめ

ファイトケミカルは1万種類以上あり、その中のどの種類をベーシックサプリに含めるかは、企業の考えによるので、ただ単純に種類が多いから優秀だとは限らないと思います。

でも一般的に、抗酸化物質はあらゆるフリーラジカルを除去するために、互いにネットワークを作って機能します。したがって食生活に取り入れる抗酸化物質の種類が多いほど、抗酸化力が強化され、敏感な細胞膜をフリーラジカルの攻撃から守る機能が向上します。

ファイトケミカルをより多くサプリメントから摂りたいと思うのであれば、ライフプラスの、DBB、あるいはDBBライトを選ぶのが賢明かもしれませんね。

タイトルとURLをコピーしました